ヴァリアントダンジョン~Variant Dungeons~
お忍びで街に出たりするお転婆なウルダハの王女ナナモ。その王女ナナモがシラディハの遺跡でまだ未踏の奇妙な扉を見つけたらしい。その扉には王女ナナモが父と母から譲り受けた鍵と同じ紋章が刻まれていたらしい。好奇心旺盛な王女ナナモは自分の手でその扉の奥を調べたいらしいのだが、心配性なピピンと一緒では思う存分には調べられないからと同行を求められたのだが...。
ひんがしの国の最西端の島「シシュウ」に唯一他国との交易が許された街「クガネ」。その北方に「六根山」という山がある。古くから信仰の対象とされたその山には「聖浄院」と呼ばれる寺院が置かれ僧たちの修業の場となってきた。そんな霊験あらたかな山に「いわくつきの品」が持ち込まれたことにより、魑魅魍魎で溢れかえってしまっているのだという。噂を聞きつけた銘品収集癖のある東アルデナード商会ハンコックは早速「山に蔓延る怪異の討伐を条件に山にある銘品収集を許可してもらいたい」という話をまとめてきたのだという。山に蔓延る怪異の討伐とハンコックの護衛の為、冒険者は六根山へと向かう…。
数千年前、忽然と姿を消したとされる「忘れられた人々」が遺した大いなる神子像とその像。そこに据えられた宝玉の力によって、島は豊かな環境がつくりだされてきたアロアロ島。
100年ほど前に海底火山が噴火したことで無人島となり、森の恵みを得る者も、狩猟をする者もいなくなり鳥や獣、魚たちが急増。いかに神子像の加護があれども、植物が喰らい尽くされ、島は荒れ果ててしまうのも時間の問題だという。神子の使いである喋る鳥「カリカ」は自分を救ったサベネア島の漁師マトシャとの出会いを導きと信じ、救いを求めた。危険な生物のいるアロアロ島へ渡ることに躊躇するマトシャだったが「アロアロの魚は好意を寄せる錬金術師ニッダーナへの最高の贈り物となる」とほだされ旅立ちを決意した。冒険者は村の漁師で戦闘の出来ないマトシャの護衛として共に島へと足を踏み入れる事となる…。